プロフィール
mako
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ピアニスト・ピアノ教師の
宗行晶子(むねゆきまさこ)です。

クラシックを中心に、映画音楽、ポップスなど、
幅広いジャンルで演奏活動すると共に、
豊橋市(岩田校区)の自宅にて、ピアノ教室をしています。


幼児から大人の方まで、一人一人の個性を見極めた、きめ細かい指導を心がけています。


詳しくは、
カテゴリーの中の「自己紹介」をご覧下さい。
カテゴリーが見れない方は、こちらです。→
http://makopiano.dosugoi.net/e71616.html

教室について、ご質問のある方は、メッセージを送って下さい。
powder_snow313@yahoo.co.jp

大阪府出身。
京都市立芸術大学ピアノ科卒業。
なにわ芸術祭にて、新人賞、大阪府知事賞、
大阪市長賞を受賞。
ヤマハ演奏グレード3級、指導グレード3級取得。
1992年より豊橋市在住。

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2021年10月31日

ショパン国際ピアノコンクール

皆さん、こんにちは。

前回の記事で「ショパンコンクールの事について書きます」と言っておきながら、
遅い投稿になりました…m(_ _)m

ショパンの生誕地であるポーランドのワルシャワで、5年に一回、開催される権威あるショパン国際コンクールですが、本来ならば昨年10月に行われる予定が一年延びて、今年の10月2日から23日まで開催されていました。

結果はこの通りです↓

第1位 Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ、24歳)
第2位 反田恭平(日本、27歳)
第2位 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア、26歳)
第3位 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン、24歳)
第4位 小林愛実(日本、26歳)
第4位 Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド、24歳)
第5位 Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ(イタリア、29歳)
第6位 J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ、17歳)

入選
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア/アルメニア、17歳)
Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国、21歳)
Kamil Pacholec カミル・パホレツ(ポーランド、22歳)
Hao Rao ハオ・ラオ(中国、17歳)

日本人では2位の反田恭平さん、4位の小林愛実さん、おめでとうございます!

私は、発表会が終わった後はレッスンが1週間お休みだった事もあり、ネットでの配信に、かなりハマりこんで、最後の方は時差ぼけになるぐらい、まあまあ聴いていた方だと思います。

今回、ファイナルに残った方々は上記↑の方々だったわけですが、それまでの予選では他にも素晴らしい演奏がたくさんありました。

正直、どうしてこの方がファイナルに残らなかったのかと非常に残念に思った方が何人かいらっしゃいましたが、それだけレベルの高い演奏が続き、ショパンの世界を満喫させていただきました。

ファイナルに残った方々で、私が印象に残った方の事を少しだけ…。

反田恭平さん。
この5年間程の間にどんどん演奏が変わっていった気がします。
このブログにもたぶん今まで二回程、記事にしましたが、今から思うと、その頃の演奏もどんどん変貌中だったのかもしれないなあと思います。
実際、今回のコンクールも一次、二次、三次、ファイナルと進むにつれて、彼の目指すショパンが何となくわかるようになってきました。

ファイナルのコンチェルトは私の中では、もう反田さんが優勝でしょ、と思いましたが…
そういう意味ではちょっと残念でしたが、
堂々の2位、素晴らしかったです!

反田さん、これからの野望もいろいろ話されていますが、これからの活躍も楽しみにしています。

他の方々の事も書きますが、かなり長い記事になってしまいそうで、次回の記事に書きますね。



ピティナ さんのホームページより、写真お借りしました。





  


2021年07月16日

ショパン国際ピアノコンクール 予備予選

皆さん、こんばんは。

今月の12日から23日まで
ポーランドのワルシャワで
ショパン国際ピアノコンクール の予備予選が
開催されています。

ショパンコンクール は本当は昨年10月に
開催予定でしたが、コロナの影響で今年10月に
延期になりました。
その本コンクール の為の予備予選
「preliminary round」。

出場者は164名。この中で80名にしぼられるそうです。
日本からは30名の参加者で、
現在、演奏家として活躍されている方ばかりで、
かなりの知名度のある、あの方や、あの方も
いらっしゃいます。

ショパンコンクール のサイトや、
こちらのYouTube↓でもライブやアーカイブも
観れるようになっています。↓

chopin instituteのYouTubeサイト。

おかげで、ついつい聴いてしまい、
ショパン漬けの日常(笑)。
時差があるので、さすがに日本時間で真夜中の
時間帯のものや、夕方のレッスン時間と重なる時は
ライブではなく、アーカイブで聴いていますが…
素晴らしい!

コロナ禍の中、コンクール が一年延びて、
本当に開催できるのか不安がつきまといつつも、
皆さん、真摯に音楽と向き合って来られた事が
伝わってきます。
ショパンの生誕地、ワルシャワのホールで
ショパンの音を奏でられる幸せも…。

それぞれ…
一音目から、その人の音がわかる…
あぁ、こういう風にショパンを感じているんだなぁという事が伝わってくる…

こちらの予備予選の持ち時間は30分で、
演奏曲の組み合わせは、あらかじめ決められた
曲のグループから選んでいくので、
結構、曲が共通していますが、
1日に同じ曲を何回聴いても飽きないんですよね。
むしろ、弾き方、感じ方がそれぞれ違うので
とても面白いです。



こちらはライブの様子。
チャットもあり、世界中からコメントが入ります。

日本では今年11月に開催予定だった浜コンの中止が
決まり、とても残念だった事もあり、
この予備予選が無事に始まってくれて
本当に嬉しいです。

このまま、秋のコンクールも無事、開催できますように…。

こちらの予備予選、これからどうなっていくのか、
とても楽しみです!

  


2021年06月11日

バレンボイムの演奏会

皆さん、こんばんは。

9日に巨匠、ダニエル・バレンボイム氏のピアノリサイタルで、名古屋に行って来ました。



ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim, 1942年11月15日 - )は、アルゼンチン出身の、ユダヤ人ピアニストであり、指揮者でもあります。

現在の国籍はイスラエルです。

今回で5回目の来日で、
そのうち、3回は指揮者として、今回含む2回は
ピアニストとして、です。

正直言って、指揮者としてのバレンボイム氏は
あまり知識がなく、わからないんです。
ただ、ピアノの演奏、特にバッハ、ベートーヴェンは私にとってバイブルと言っていい程、
いつも自分の傍らに、彼の音、音楽があると言っても過言ではないと思います。

このコロナ禍の時期でのコンサート、
果たして実現されるか、直前まで心配でしたが、
予定通りの開催で感激しました。

東京、大阪の順で演奏されて、名古屋が1番最後でした。
プログラムも東京、大阪が後期のベートーヴェンのソナタで、名古屋は9番から12番までの中期のソナタの演奏でした。

9番と10番はベートーヴェンのソナタの中では比較的、軽い感じのソナタです。
12番は三楽章に葬送行進曲がありますね。

演奏の一音目から、まるで天上から降り注がれるような音で始まり…
休憩なしで最後まで。

最後の12番は、各声部が重なり合う厚みが立体的に感じる事ができて、CDやYouTubeで普段聴いている音を具体的に自分の心や身体に取り込む事が出来る感覚を味わう事ができました。
(わかりにくい文章表現ですみません…汗)



クリス・マーネ作の平行弦ピアノ。
(従来のピアノは交差弦です)

ホールに早く着いたので、ステージの近くまで行って写真撮影しました。
(演奏中の写真撮影は禁止ですが、演奏会前は規制はなかったので撮影しました。)



「BARENBOIM」の名前が入っています。
鍵盤のサイズも彼の手に合わせて設計されているという、特別仕様のスタインウェイピアノです。



このコロナ禍で来日、公演して下さったバレンボイム氏に感謝。

ホールでの感染対策も万全にされていました。

素敵な演奏会でした。
たくさんのエネルギーを授かった感触があります。

私も自分のペースでがんばろう。。



  


2021年05月25日

ベートーヴェン様の力を授かる…

皆さん、こんにちは。

以前からこのブログを読んで下さっている方は
よくご存知だと思いますが、
私は普段、演奏活動ではソロ以外に、
他の楽器の方々とのアンサンブルでの演奏をする事が多いです。

クラシック、ポップスの割合は、だいたい五分五分でしょうか。
こういう事もあり、日々の練習も飽きる事を知らない感じで練習メニューを変えるだけで
気分転換ができるという、恵まれた練習環境にあるのかもしれません。

こちらは今年3月、名古屋でのピアノトリオ(バイオリン、チェロ、ピアノ)の演奏会です。↓






1回目は音楽教室のスタジオにて。
2回目は巌本真理メモリアルホールにて、
演奏しました。

曲目は主にベートーヴェンの作品でしたが、
弾くたびに、「力」…生きる力…を授かるように思えました。
昨年からずっと、不安な世の中ですが、
私は音楽が傍らにある事で、ずっと気持ちを強く持つ事が出来ています。

きっと、これからも変わらないですが、
より多くの方達が不安な気持ちに苛まれる時間が
少なくなるように…と思っています。



  


2019年12月31日

ニューヨークへ(2)

皆さん、こんにちは。

このタイトルだと、またこの時期にニューヨークに
行ったのかと思われそうですが、
10月末の記事の続きです(笑)。

ニューヨーク州のケンシコ墓地の後は、
カーネギーホールでピアニスト、デニス・マツーエフのリサイタルへ。



その後、ライブハウス巡り。




今回はさすがにミュージカルを観る時間がなく、
でもファントムには会っておきたくて
ニューヨークを発つ前の早朝散歩で
ブロードウェイ をひと歩き。


何かわからないけど…いい感じ。


食べたもの一覧、
ただ、他にもいろいろ食べてます(笑)





今回のホテル、ドリーム・ミッドタウン。
綺麗なホテルでした。

空港と行き来する時は
エアトレインと地下鉄を使いますが、
そういう面でも便利な場所を選んでいます。

とても短い旅でしたが、
活動量は半端ない感じで、
エネルギーいっぱいもらってきました。



こちらは1日目夜のピアノバーにて。
一曲だけですが、演奏後、温かい拍手に感激。




  


2019年10月28日

ニューヨークへ(1)

皆さん、こんにちは。

先日、ニューヨークに行って来ました。
ニューヨークは4回目で、この3年間は毎年この時期に行っています。

ただ今回は諸事情もあり、2泊だけで、
短い滞在になりましたが、
かなり高濃度?な活動量で、
人間、頑張れば2日間でもこんなにたくさんの事が
できるんだと思いました(笑)。

今回は先に滞在していた二胡奏者の友達と、
現地で合流して、一緒に行動し、
さっそくハーレムの帽子屋さんで
お揃いの帽子を購入。





ビーコンシアターで、スティーリー・ダンのコンサート

その後、立ち寄ったライブハウスで
素敵なシンガーとピアニストのコンサートを聴いた後、こちらで飛び入りで演奏させてもらいました。
場内、とてもホットな雰囲気でしたが、私達の演奏が始まるとシーンとして、それはそれは熱心に聴いてくださって感激しました!
貴重な経験です。

翌日は…




ニューヨーク州バルハラ市のケンシコ墓地へ、
ラフマニノフのお墓に行ってきました。

ロシアの作曲家ラフマニノフは
晩年、アメリカに亡命し、ビバリーヒルズで
暮らしていましたが、今はこちらで眠っています。

ニューヨークにラフマニノフのお墓がある事は
以前から知っていて、ずっと気にかかっていたのですが、同じニューヨークとは言え、マンハッタンから車で40分程かかり、なかなか行けないでいたのですが、今年は私にとって、ラフマニノフの年なので、意を決して行ってきました。

とても広大な墓地で、他にも歴史に名を残された方々のお墓があり、
静寂と柔らかな空気に包まれた素敵な場所でした。

素晴らしい音楽をこの世にたくさん送り出して下さった事への感謝の気持ち、
そして、それにより、自分自身が、こんなにも精神的に満たされた時間を過ごすことができている事への感謝の気持ちを墓前で伝えてきました。

行けてよかったです。

…という事で、続きは後日に書きますね。  


2018年11月26日

充実の三連休& 浜コン演奏会

皆さん、こんにちは。

この三連休は、演奏会本番やその他の用事で、
息つく間がない時間を過ごしていました。

「ボジョレーヌーヴォーと音楽を楽しむ会」が
名古屋であり、幾種類かのワインをいただきながら、ヴァイオリンの伴奏をさせていただきました。

土曜日は豊橋公園近くのフュージョンでの
演奏会があり、今回はいつものメンバーに
もう一人、二胡奏者の方が加わり、四人で演奏しました。

そして、空き時間に、来月以降の演奏会の
合わせ練習を複数、挟みながら…

昨日は浜コンの入賞者披露演奏会へ。
どうしても生の演奏が聴きたくなり、
数日前に急遽、チケット取りました。


全出場者88人の中から予選を勝ち抜くたびに
リボンが貼られていきます。


一位は、ジャン・チャクムルさん(トルコ)です。
二位に牛田さん、
そして、イ・ヒョクさん(韓国)、
今田さん、務川さん、安並さんの順でした。

他にも、聴衆賞、奨励賞、日本人作品賞もあり、
詳しい事を知りたい方は浜コンのサイトで
ご確認ください。


大ホールの5階(汗)
かなり遠いんだけど…
音は良く聴こえました。
また、遠い方が、それぞれの演奏者の演奏の
性格?みたいなものもわかりますね。

ただ、もうちょっと近いほうがよかったなあ。
まあ、直前に取ったしね。


…という事で、今回のコンクールでの出場者の
ピアニストさん達が、これからもどんどん、
世界で活躍されますように…
応援していきたいと思います!






  


2018年11月21日

またまた浜コン ♪

皆さん、こんばんは。

またまた浜コン記事ですが…
昨日、三次予選が終わり、
本選に進むファイナリスト6人が発表されました。

6人のうち、4人が日本人で、
あと韓国とトルコの方々です。





↑浜松国際ピアノコンクールのwebsiteの画像を
お借りしました。

務川さんは以前、日本音コンで
あの反田恭平さんと一位を分け合った事が
ありましたよね。

なかなか、全部聴けてはいなかったんですが、
上記の方々以外でも、素晴らしい演奏だった方が
何人もいて、本選のコンチェルトも聴きたかったのに残念な思いもあります。

パン・リンズさん(中国)
フィリップ・ショイヒャーさん(オーストリア)
アンドレイ・イリューシキンさん(ロシア)

名前をしっかり覚えておいて、
またどこかで聴く機会がありますように。。











  


2018年11月15日

引き続き、浜コン ♪

皆さん、こんにちは。

浜コン、今日から第二次予選が始まりましたね。

今回、出場者数88人の中、二次予選に進んだのが、
24人。
一次予選二日目に現地で聴いた方の中で、
私がひそかに応援していた方は残念ながら
進めませんでした…
まあ、あれだけレヴェルの高い演奏ばかりの中
なので仕方ないとは思うものの、
彼女の二次予選以降の演奏も、聴きたかったです。

今回、チケットを買うタイミングが遅れて、
先日の一次予選のチケットしか残っていなくて、
それ以降は自宅でライブ配信やオンデマンド配信を
見ていますが、それでも一日中、素晴らしい演奏を聴けるという、何とも充実した時間を過ごせています。
(ちゃんと仕事と練習はしてます〜〜^_^;)

あまり、勝敗を気にせず、それぞれの個性を
感じ取るのがいいですよね…
と言いつつ、結果は気になりますが…。

今日は午後から牛田くんが弾きますね。
ショパンのバラード1がある〜〜…けど、
レッスンの時間と重なってるから
聴けないなぁ。
残念だけど、明日の配信で聴く事にします。

今はロシアのアンドレイ・ゼーニンさんの
演奏、聴きながら書いていますが、
ショパンのバラード4、意外な所で内声が
響いた…
面白い…あとで楽譜で確かめよう。



  


2018年11月10日

浜松国際ピアノコンクール

皆さん、こんにちは。

ニューヨーク旅行の記事の続きを書こうと
思いつつ、
他にいろいろやる事があり、
なかなか書けなくてすみません…。

続きは後日、書く事にして、
現在進行中(?)のホットな話題、
今日は浜コンの事を書きますね。

昨日から浜松のアクトシティにて開催されている
三年に一度の浜松国際ピアノコンクール。

今回で10回目になりますが、
今日は一次予選の2日目です。


さっそく聴いてきました。



今回は例年にも増してチケットの売れ行きが良く、
本選まで、チケットがほぼ完売のようです。
小説「蜜蜂と遠雷」の影響もあるのかも、と
言われています。

今日は話題の牛田智大くんも出場。

一次予選から皆さん、レヴェルが高く、
感激しっ放しで帰ってきました。

私はコンクールを聴くのは
一次予選が好きなんですよね。
一人あたりの演奏時間は20分と、少ないのですが、
一日にたくさんの方の演奏が聴けるし、
二次に進めない方でも、私の好きな演奏を
する方を見つける事が出来るし…
チケット1000円で、かなりお得。

ほとんどの国際コンクールでは、何種類かのピアノから、自分自身の音色、曲目、ホールの響き具合を
考慮して、自分の弾くピアノを選びます。

今回は、スタインウェイ、ヤマハ、シゲルカワイの三台の中から選んで演奏されていて、
それぞれの音色の違いなども考えながら、
聴くのも楽しいですよね。


休憩時間に調律師の方が調律されています。

コンクールの様子は、浜コンのサイトで
ライブ配信されていて、リアルタイムで
聴く事ができます。
聴き逃した演奏も、あとから聴く事ができるので、
興味のある方は聴いてみて下さいね!

浜松国際ピアノコンクール

http://www.hipic.jp/


ストリーミング配信

http://www.hipic.jp/streaming/






  


2018年07月31日

演奏会&ミュージカル♪

皆さん、こんにちは。

少し日が経ってしまいましたが、
土日は台風が東海地方を逆方向に
過ぎ去っていきましたね。

そんな中の土曜日の午後は、
豊川のfusionにて、カトルボンボン(ギター、二胡、ピアノのユニット)で演奏してきました。

この時間はまだ空も明るく、
雨も降っていなかったのもあり、
満席のお客様で、皆様、熱心に聴いて下さりました。


ただ、こちらの会場はピアノがなかったので、
私は電子ピアノで演奏しましたが、
途中の1曲だけ、こんな楽器も…。


以前にもピアニカ、たまに登場していましたが、
今回、久々で楽しかったです!
今年は演奏曲の関係で、また登場することも
あるかなぁ…

あくる日の日曜日は、
ミュージカル鑑賞に行ってきました。




千夜一夜物語として有名な「シェヘラザード」。
リムスキーコルサコフの交響組曲の中の曲を
ベースに入れながら、他にベリーダンス、ヒップホップ、ワールドダンス、バレエなど、
さまざまなダンスと楽曲、歌による豪華なミュージカルで、とても楽しく観る事ができました。

…という事で…
週明けはまたまた猛暑が続きますね。
頑張っていきましょう☆





  


2018年07月01日

久々に演奏会を聴きに行ってきました。

皆さん、こんばんは。

またまた更新が途切れてしまっていましたが…

昨日は久しぶりに演奏会を聴きに行ってきました。
考えてみれば、客として演奏会を聴くのが、
何ヶ月ぶりか…思い出せない程、ご無沙汰していた
事に気付きました。



活躍中のピアニスト、
近藤嘉宏さんのリサイタルでした。
吟味された音色で、瑞々しくロマンチックな
演奏でした。
素晴らしかったです!

今日はオールショパンのプログラム。
冒頭のワルツ3番は、イ短調のしっとりしたワルツ
ですが、少し前に私の教室でも、
大人の生徒さんがレッスンで演奏されていました。
華麗なる円舞曲という名前は付いているものの、
他の華麗なる…シリーズに比べると地味な感じですが、それはそれで、とても味わい深く心に沁みる
曲です。

ショパンのソナタ2番は「葬送」ソナタという
標題が付いているように第三楽章に
葬送行進曲が付いています。
私が、まだ20代の頃、ショパン協会関西支部の
推薦演奏会で、この曲を演奏した事もあり、
とても感慨深い曲です。
この頃は母がマネージャーのように(笑)
手伝ってくれていて、その当時の事も自然に
思い出したり…
その後、しばらくしてから大切な友人が亡くなり、
追悼演奏で、私がこの三楽章を演奏したり…
また、スイスのジュネーブでニキタマガロフ氏に
聴いていただいたのも、このショパンのソナタでした。

…実は、まだ四ヶ月前の母の事がずっとずっと
引きずっている事もあるのでしょうか…
この近藤さんが演奏された葬送ソナタで、
何か自分自身の心の中を
整理整頓する事ができたかもしれません。

やっと前に進めるかも…。

そう、5月の演奏会が終わった喪失感もあり、
自分自身の演奏の今後の目標を、なかなか
決められず、悶々としていたのです(笑)。

生徒さん達のコンクールに向けて一緒に頑張ったり、発表会の曲決めをして、それぞれ楽しく一緒に練習したりして、教室のレッスンではとても充実しているんですがね…

それと同時に、やはり私は自身のピアノを
必死のパッチに(笑)弾き続けていないと
ダメなんだと改めて気付きました。

実は整体師さんにも、私の場合、ピアノで多忙を極めてるほうが、身体の調子が良い、と言われています。
このあたりのコンディションも人によって違うので、私の場合は「動」がいいんですよね。

あはは…サボれないですよね。

頑張ろう〜〜
レパートリー増やしたいなぁ…。



  


2018年06月23日

ネットで受け取る演奏法(クラシック)

皆さん、こんにちは。

ネットのおかげで、ひと昔前とは比べものにならないぐらい、いろんな事が便利になりつつありますよね。

子どもの頃、ピアノで一つの曲を練習していて、
発表会前などは、その曲が入っているレコードを
買ってもらって、それを参考に練習したものです。
ただ、それがかなり癖の強いピアニストの演奏だったりすると、そのまま「真似」をして弾いてしまい、先生に怒られる…というパターンになったり…。

それで、ある時期からは同じ曲で二枚以上の
レコードを買って聴き比べをしていました。

でもさすがに同じ曲で10枚も20枚も買えないですよね。

それが、今の時代ではネットで、一度にいろいろな人の演奏を聴く事が出来るようになり、
本当にありがたいですよね。

世界の巨匠の演奏から身近な内輪の発表会の演奏まで。
コンクールを控えている子どもさん達にとっても、
とても参考になると思います。
上記に書いた、「真似」をしないほうがいい演奏と、「ここの弾き方いいよね〜」と参考にしたくなる演奏など…聴きだすと止まらなくなってしまいます。

時代は変わっていくもの…
身近な便利さに頼らないで…という声も
聞きますが、使い方をちゃんとわかっていれば、
ネットにどんどん頼ってもいいと思います。

ただ、クラシックの曲の耳コピとして使うのは
やめたほうがいいです。
あくまでも、しっかり楽譜を読み込んで
自分なりの演奏が出来ている段階で、
奏法や音楽性を感じ取る目的で使うべきでしょうね。




  


2018年05月17日

いつもポケットにショパン

皆さん、こんにちは。

何年か前にもこちらで書いたと思いますが、
こちらのコミック、今ちょっとブームですよね。



NHK朝ドラで、漫画家さんのお名前は違う設定ですが、ドラマの随所にくらもちふさこさんの絵が
目に入り、嬉しいです。

この漫画を読んだのは遥か昔、高校生の頃。
クラスの友達の間でブームになっていました。

その頃、友達が弾いていたショパンの
バラード1番の演奏も忘れられない思い出です。
革命もそうですが、結局、私はあの頃から
精神年齢は成長していないのかも…。

でも、ずっと傍にピアノがあり、
ずっと弾き続けてこれたのは、
私を支えてくれた人達、環境のおかげです。
あらゆる事に感謝して頑張ります。。


演奏会のご案内


私自身のメールかラインをご存知の方は、
当日でもご連絡下されば前売り券の価格で
取り置き致します。

メールは、
……ezweb のアドレスか、

powder_snow313@yahoo.co.jpです。



  


2018年04月07日

新学期&蜜蜂

皆さん、こんにちは。

記事更新が少し空いてしまいましたが、
私は元気にしています。

気がつけば、もう4月。

教室も新年度になり、
レッスンの曜日や時間が変更になった
生徒さんも何人かいましたが、
スムーズに始める事ができました。

これからも生徒さん一人一人と向き合い、
楽しく…でも真剣に…頑張っていきたいですね。

私自身の演奏活動も4月、5月に
大切な本番が3回あり、
それぞれ共演者も曲目もまったく違うので、
練習する曲数がハンパない…汗。

特に5月の演奏会は私にとっては
何年かに一度の大イベントなので…
体調整えて頑張ります!

また、こちらのブログでご案内します。

…さて…
以前に話題になっていた本ですが、
最近やっと読み終わりました。



ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った物語です。

何せ、かなり分厚くて
1ページに二段になって書かれているので、
なかなか読み始めるまでに
日にちがかかりましたが(笑)
読み始めたら、どんどん読み進み、
まあまあ早く読むことができました。
こんなんだったらもっと早く読めばよかった…。

浜松国際ピアノコンクールがモデルになっている事もあり、話の所々に浜松の駅前の情景ともとれる内容もあり、とても身近に感じました。

音楽の描写や、演奏者の心理が事細かく描かれていて、今更ながら音楽の奥深さや、限りなく崇高なものを感じました。

「蜜蜂と遠雷」のタイトルの所以は、
「蜜蜂」は早い段階でわかりますが、
「遠雷」はいろんな解釈があるようですね。

私には栄伝亜夜さんに関係するもので
あるかのように感じましたが…
違うのかも?(笑)

  


2018年03月01日

ショパンの誕生日に…感謝の想いをこめて

皆さん、こんにちは。

早いもので3月に入りましたね。
昨夜は春の嵐が吹き荒れていましたが…
だんだん暖かくなるようですね。

身も心も軽く軽くなって行きますように…。

さて…今日はショパンの誕生日と言われています。
2月22日の説もありますが、
3月1日の説のほうが濃厚だとか…。

夜空に散らばる無数の星々のように…
たくさんの作品を世に送り出し、
人々の心に喜びや安らぎや
生きる望みを与えてくれた
偉大な作曲家フレデリック・ショパン…
感謝の想いでいっぱいです。



https://youtu.be/tSAwZP8e-zQ  


2017年07月24日

空間の絵画のような音

皆さん、こんにちは。

子ども達は夏休みに入りましたね!

連日の暑さの中、お母さま方にとって、
なかなか大変な期間ですが、
こうして子ども達と一緒に過ごせる時期は、
今だけなので、大切にお過ごし下さいね☆

このブログに書きそびれていましたが、
先々週の土曜日は名古屋まで、この方のリサイタルを聴きに行ってきました。

チケットがすぐに完売になる人気ピアニストさんです。
今回のチケットは、なんと、生協さんの共同購入で…(笑)抽選になっていて、運良く当たったのです。(…というか、生協さんでどれだけ申し込まれたのかは、わかりませんが…)



私が座ったのは、こちら、二階の右上から
ステージを見るという位置。

スクリャービンにドビュッシーにショパン…
どの曲もそれぞれ、彼自身の音の世界が
しっかり表現されていました。

(この場所からだった事もあるのか、
…いえ、たぶん、どこからでもそのように
聴こえたでしょう…)

まるで、音が空中を舞って、
空間に絵を描くように聴こえました。

23歳…
まだまだ、これからどんなふうに可能性を
広げていくのでしょうか。
とっても楽しみなピアニストさんですよね!







  


2017年05月06日

入魂のショパン♪

皆さん、こんばんは。

日付が変わって昨日になりましたが、
5日の「子どもの日」は、
連休中、唯一の何もない休日という事もあり、
東京に日帰りのお出かけで演奏会を聴いてきました。


ピアニストの横山幸雄さんのリサイタルへ。





ショパンイヤーだった2010年から毎年、
この連休の時期にショパンの演奏会をされています。
2014年にはショパンの曲を2日間かけて全曲
弾かれていました。

昨日のプログラムもすごいです。
午後1時から9時まで8時間!


各部ごとに少しの休憩が入っただけです。

第1部はショパンがジョルジュサンドに出会う前の
若い時期に書かれたエチュード全曲(24曲)。

第2部〜第4部は、サンドと出会い、
マジョルカ島で過ごした時期、
ノアンで過ごした時期に書かれた曲、
op26からop44まで全曲。

第5部は、1部〜4部以外の時期に書かれた曲から
選ばれた名曲。

…至福の時間でした。

最初のエチュード全曲演奏から
もう感激もので…
やっぱり通して弾くと、一曲一曲聴くのとは
また違った流れがありますね。

他の曲もどれもこれも素晴らしくて、
こんなに長時間弾かれても、疲れとか、
一切、感じさせない事には感服しました。

一昨日まで金沢でベートーベンのソナタや
コンチェルトを弾かれたばかりなのに…

ほんとに素晴らしい!
パワーをたくさんもらいました。

私も…私のペースで頑張ろう♪
  


2017年04月28日

空気の精(2)

皆さん、こんばんは。

パイやクッキーを作る過程で、
生地を寝かせるように…

ある程度まで仕上げた曲を
期間を少し空けて、
また練習し始めると、
テクニックで苦労した所が知らない間に
弾けるようになっていたり、
何か新しい発見があったり、
弾き方を変えてみたくなったりする事が
ありますよね。

ブルグミュラーの「空気の精」…
昨年、この曲をとても素敵な演奏をしてくれた子が
いますが、
最近また、同じ曲を練習し始めました。

今年はどんな感じになるかなあ…
とても楽しみです。

この曲は、いきなり減七の和音から始まる以外は、
まあまあ一般的な和声進行ですが、
跳躍する三連符で彩られた中の、
芯になっているメロディがスパイシーで、
好きな人はとことん好きになっちゃう曲です。
(私もその一人)

後半、ト長調になった所が、ちょっと平凡な感じになってしまうけど、ダカーポで戻る部分がまた、
さりげなく渋くて、音の出し方をとことん
追求したくなりますね。

以前も、この曲の事、少しだけ書いたら
アクセス数がよくてびっくりしました。
その割に大したこと書いていなくて
すみません…(汗。。)
以前の記事↓
http://makopiano.dosugoi.net/e739438.html


  


2017年03月20日

ブラームスに浸る…

皆さん、こんにちは。

先週の、少しハードなスケジュールも
無事、終える事ができて、ほっと安心…
昨日は名古屋まで東京都交響楽団の演奏会を
聴きに行ってきました。

今回、どうして行く事にしたかというと…


ピアニスト、ニコライ・ルガンスキー。

どういうわけか、この方のCDを何枚か、
持っていまして…


たぶん最初に、ラフマニノフの「プレリュード」と「楽興の時」が入っているCDを買ったと思いますが、それから少しずつ買い足していって…
派手ではないけど、重厚感のあるピアノが好きでした。
それで今回はブラームスのコンチェルトを弾くというので、これは絶対、生で聴きたい!と
楽しみにして行ったのですが…



急病のため、別のピアニストが代演…って…。

この情報、少し前から公表されていたのですが、
私は事前に何のチェックもせず…
会場に着いてからわかったのでした。

ショック…!だったけど、
この代演を務めたヴラダーさんの演奏も
素晴らしかったです!

まったく存じ上げない方でしたが、
あの大曲を見事に弾ききり、
オケとのアンサンブルも良かったし、
圧倒されました。

でもね、やっぱりルガンスキー、残念です。
また来日される時に必ず聴きに行きます。

あとからネットの情報で、わかったのですが、
世界中をツアーで回られているところで、
かなりハードスケジュールだったみたいです。

スケジュールをキャンセルする事は、
きっとご本人ご自身が一番辛い事だと思います。
でも、やはりご自身の身体の事を考えての
賢明な判断だったんでしょうね。

どうか、早くご回復されますように。。