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mako
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ピアニスト・ピアノ教師の
宗行晶子(むねゆきまさこ)です。

クラシックを中心に、映画音楽、ポップスなど、
幅広いジャンルで演奏活動すると共に、
豊橋市(岩田校区)の自宅にて、ピアノ教室をしています。


幼児から大人の方まで、一人一人の個性を見極めた、きめ細かい指導を心がけています。


詳しくは、
カテゴリーの中の「自己紹介」をご覧下さい。
カテゴリーが見れない方は、こちらです。→
http://makopiano.dosugoi.net/e71616.html

教室について、ご質問のある方は、メッセージを送って下さい。
powder_snow313@yahoo.co.jp

大阪府出身。
京都市立芸術大学ピアノ科卒業。
なにわ芸術祭にて、新人賞、大阪府知事賞、
大阪市長賞を受賞。
ヤマハ演奏グレード3級、指導グレード3級取得。
1992年より豊橋市在住。

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2015年01月31日

私の大切な音

皆さん、こんにちは。

昨日は、グリーンホテルのラウンジ・シャギーにて、弾いてきました。
ギター、二胡、アコーディオン、ピアノの4人で、ユニット名は「カトル・ボンボン」(4つのキャンディ)です。
映画音楽が主なレパートリーになっていて、4人でも組み合わせは、いろいろ。
1人、2人、3人、4人と、それぞれ合わされて出てくる音色も多彩なようで、お客様にも好評なようです。

私は術後、初めての人前での演奏だったわけで、やはりビクビクしてましたが、
今までのピアノの感触が、まったく変わりなく、シャギーさんのピアノが「おかえり」と言ってくれているようで、
とても幸せな時間でした。

私の指、腕、体を守って下さった執刀医の先生・・
苦しかった時には休ませてもらって迷惑をかけつつも
温かく応援してくれたお仲間さん達・・
心配をかけ続けた家族、友達・・
皆さんに感謝の気持ちを込めて弾いてたら涙が出てきて困ってしまいました。
思わず間違えそうに・・(これはダメですね・・汗)

お仲間のメンバーさんからは、なんか表情明るくなったねー、というか、
明るすぎて、ちょっと変だったらしいです。
うーん・・もしかしたら教室の生徒さん達やお母様達にも、変に明るすぎると
思われてるかも・・。
反動が来ないように(笑)・・今日の午後と明日1日は家で静かに過ごして
練習、頑張らなくちゃ・・。
複数の本番の予定で、大量の譜読み、採譜、アレンジ・・
気が遠くなりそうですが、サボらなければ大丈夫。
体調に気を使って・・姿勢に気をつけて!過ごしていきます。




2.5センチの傷跡を大切に・・

  


Posted by mako at 14:09
Comments(0)演奏会手術のこと

2015年01月29日

(続)作曲家ツリー・教室の風景

皆さん、こんにちは。

だいぶ前に記事に書いた「作曲家ツリー」ですが、
今でも生徒さん達は楽しそうに見てくれています。



これは音楽雑誌「ムジカノーヴァ」の付録に付いていたもので、
全体が大きな木になっていて、作曲家の年代順に下のほうから、
作曲家の肖像画か写真が載せられています。

よく小学校の音楽室にも作曲家の絵が飾られていますが、
かなり有名な方達・・ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト・・・etc・・などなど、
そういう絵を見られた方が多いのではないでしょうか。

この「作曲家ツリー」は、そういう方達以外にも、
今、身近に練習をしているチェルニー、ハノン、ストリーボック、ブルグミュラー・・などなど、
「本の名前だと思っていた」と言う子もいるぐらいで、どんな方が、今、弾いている曲を
作ったのか、知ることができます。

小学1年生のTくん・・
最近、この作曲家ツリーに興味しんしん・・
「ねぇ、バッハはどんな曲、作ったの?」と聴いてきたので、
うーん・・この子には今、何を弾いてあげたらわかりやすいかなあ・・と考え、
私が弾いたのは・・「♪ラソラーー、ソファミレ#ドーレー・・♪」て曲。
そう、バッハのトッカータとフーガ 二短調です。
なんか・・ここでは書けませんが、子供達の間では牛乳がどうとかの替え歌になってしまってます・・・・・・(・_・;)

「じゃあ、ジョプリンは?」
おぉ、いきなり新しい時代に来たか・・
で、「エンターテイナー」を♪
その2曲が、かなりTくんにとっては気に入った様子。
さっそく、お迎えのお父さんに教えていたみたいです。

そうなのね、こうやって具体的に弾いてあげるとわかりやすいんだよなぁ・・
と思っていた所、先日レッスンに来たTくん、今度は誰のこと聴くかなあ・・と思ってたら・・

いきなり「メシアンの曲ってどんなの?」
げっ!メシアンときたか・・たしかに昔、練習した事はあったけど覚えてないや・・
自分の記憶をたどりながら、こんな感じかな・・と。

「じゃあ、ヒンデミットは?」
ヒンデミットぉ!?大学の時に、たしか管楽器の人の伴奏したけど覚えてないよ・・
「ごめん〰先生、弾けれん・・」
今日は、いきなり近現代で責めてきたのね。

「じゃあ、ガーシュイン!」
やった!ラプソディ・イン・ブルー弾けた!

「プーランクは?」
あ、今、練習してるよ、エディット・ピアフに捧げた即興曲。
いい曲だねー・・でもTくんには重すぎたかな?

「ドビュッシーは?」
うんうん、先生も好きだよ、アラベスクとか月の光とか・・

そして今日の最後の質問は「ベートーヴェン」・・
「エリーゼのために」の出だしがお気に入りのようでした。

私の宿題・・ツリーに乗っている作曲家さんの曲を一人残らず、
弾けるようになること・・ですね(反省・・)

宿題になっている曲を、ただ弾いて練習するだけでなくて、
こんな感じのレッスンも、もしかしたら、子供達の心を柔らかく耕していくことに
なるのかな?

もちろん、こればかりではなく、しっかり練習してもらう時は、やります。
しつこいぐらい何度も・・。
そういう練習をしながら、自分の家で一人で練習する時に、
自分で考えて、できるように・・
ある意味、自立して練習して曲を仕上げていけるように・・
子供達を見守っていきたいですねキラキラ

  


Posted by mako at 15:26
Comments(0)教室

2015年01月28日

体験レッスン&演奏会

皆さん、こんにちは。

23日付の記事で初めて病気の事を書きました。
もし、この記事が初めて目に入った方は一つ前の記事を読んでいただけると
嬉しいです。

昨日は、浜松の病院にお世話になるまで通い続けてきた
豊橋の牛川にある整形外科のクリニックに手術の報告をしてきました。
先生も看護師さんも、とても喜んで下さって、特に看護師さん達との間では、
かなり盛り上がってしまいました(笑)。。

今週も元気に教室のレッスンを始めましたが、幸先もよく(?)
今週中に体験レッスンの方の申し込みが2件あり、
さっそく昨日に、お一人目の方がいらっしゃいまして、
社会人の可愛らしい女性の方で、どうしても弾きたい曲が何曲か、あるということで、9月の教室の発表会に演奏できるように、
一緒に頑張っていきましょうという事になりました。

大人の方で、子供の頃に習っていて、一時期、ピアノから離れて、
またピアノを再開したいという方が何人か、いらっしゃいます。
子供の頃には感じる事ができなかった事を、今、感じる事ができたり、
「とにかくピアノを弾いている時間が、とても幸せに感じる」と
仰って下さいます。
ピアノを通して音楽の素晴らしさを新たに発見できるような・・
そんな手助けを、させていただければ嬉しいです。

そして・・やはり今週に入って、演奏会の予定も次々と入ってきています。
なんて嬉しい・・舞い上がりそうな気分なのですが、
くれぐれも体は酷使しないようにしつつ、
また新しく出会う方と一緒に、音楽の奥底の部分を探求する喜びを共感しながら、
がんばっていきたいです。face02


  


Posted by mako at 13:07
Comments(2)教室

2015年01月23日

2.5センチの傷跡をお守りに・・。

皆さん、こんにちは。

このブログは主に、私のピアノ教室の紹介や、演奏活動の様子などを
書き記しており、それ以外にも、普段の生活の様子などを書くことで、
皆さんと共感しあえる部分があればいいなあという気持ちで
書いております。

今日、書きますことは、いつもと違うもので、私が体験した人生初の出来事のことですが・・
今週初めに、頚椎ヘルニアの手術をしてきました。

経緯を説明すると、昨年5月に、首の頚椎椎間板ヘルニアを発症して、
主な症状は首の後ろから腕にかけての激しい痛み、
指先の強烈なしびれでした。
6月には名古屋で大切な演奏会があり、すべて準備が整っている中、
痛みどめの薬で、なんとか凌ぎながら無事に終えることができました。

それから今に至るまで、症状は少しずつ和らいできたものの、
演奏会が続いたりすると、演奏中に急に腕から指にかけて痺れが来たり、
演奏後は、なかなか首、肩の痛みが引かなかったりして、辛い時がありました。

ただ、傍目から見ると、あんまり辛さは感じられないように見え、演奏内容も
影響がないようで、それは幸いな事だったのですが、
私自身、この状態がずっと続くのも耐えられなくなりまして・・
痛みは、まだしも、もしも指が動かなくなったら…
自分が日々、目指している自分の音が出せなくなってしまったら…
ピアノは音色が命です。譜面通り弾けても、自分の音で、なくなってしまったら、意味がない・・
これ以上、活動の幅を広げるなんて欲はないけど、せめてもうしばらくは今の状態を維持していたいかな…などと考え、
インターネットで、目を皿のようにして調べ回った所、複数のサイトで話題になっていた病院で、脳神経外科の優秀な先生の事が目に留まり、またラッキーな事に
浜松市にある、すずかけセントラル病院という所で、家からも楽に通える距離なので、さっそく6月末から通い始め、ついに手術を決断しました。

(近ければいいというのではなく、大阪から東京ぐらいまでの範囲だったら通えるし、ベストなお医者様を探していたので遠くでも問題なかったのですが、
偶然こんな近くにいらっしゃったとは驚きでした。以前は豊川の病院にいらしていたというので、もっと近くだったのですね。)

ヘルニアは神経根を主に圧迫したもので、多くの方は牽引やマッサージなどの
保存療法で症状を和らげていくものですが、やはり一時的なもので、これが永続的に続くのも気が遠くなりそうでした。

従来のヘルニアの手術・・たぶん、今でも主にされている手術は、かなり負担が大きく、骨を大幅に削ったり移植したり術後は1か月程ベッドで安静を要されたり、傷痕が派手に残ったりするものらしいのですが、
私の受けた手術は「顕微鏡下頚椎前方椎間孔拡大術」と言って、執刀医にとっては、かなりの技術を持たれた方じゃないとできない手術で、それなのに患者にとっては、負担は限りなく低くて、低侵襲の手術でした。
19日に手術を受けて、その日のうちに歩けて、22日には退院・・
前日から入院したので4泊5日です。
今はどこも痛い所がなく、ピンピンしています。
従来の手術を受けた人からしたら信じられないようですが、本当です。

明日からさっそく教室の仕事を始め、来週には演奏の仕事も始めていきます。
教室の生徒さん達も1週間(1回分)しかお休みにならなかったので、あんまり支障はなかったかな。
土曜日は全然、休みなし!(笑)

この歳になり、何か生まれ変わったような気分です。
土屋直人先生、ありがとうございます。
首の、わずか、2、5センチの傷をお守りにしながら、これからの人生がんばっていきたいと思います。


(追記です。)

今日は術後、初めての教室のお仕事でした。
子供達と共に音楽を楽しみ、共感し、成長を見守る喜びを実感しました。
音楽の持つエネルギーをいっぱい吸収できる喜びを感じています。
(2015.1.24)

【2017.7.18 追記】
頚椎の事で検索して来られた方へ。

このようなブログにアクセスして
来ていただき、ありがとうございます。

記事に書いています、土屋先生ですが、
今年の9月いっぱいで、すずかけセントラル病院を
退職されるご予定です。

その先に移られる病院について、
決まり次第、こちらでもお知らせ致します。

【2017.10.12 追記】

土屋先生が新しく勤務される事になった病院のお知らせです。

品川志匠会病院と新横浜スパインクリニックの両院で
外来と手術を行われるようになりました。

「手術数でわかるいい病院2017(週刊朝日MOOK)」によると、
品川志匠会病院が脊椎手術数全国第1位、
新横浜スパインクリニックが第16位だそうです。

品川志匠会病院 03-5781-0700

新横浜スパインクリニック 045-533-5401


  


Posted by mako at 13:40
Comments(12)手術のこと

2015年01月21日

もしも人生最期の時に何を聴く?

かなり大げさなタイトルですが、
ある日ふと、そういう事を考えました。

その日、自分のiPhoneに入っていたのが、
ユンディリの弾くショパンのノクターン集……私は、たぶん人前では、9-2の曲をたくさん弾いたし、ノクターンと言えば、真っ先にこの曲を思い浮かべられるけど、他にも素敵な曲がいっぱい。(21曲あります。)駄作なんてものは一つもない。
ユンディの音楽は決して感傷的になりすぎず、でも一つ一つの音が時にまぶしく、時に優しく、また時には厳しく、素直に素直に、聴く者の心に訴えるものがある。
3日前の夜、1人でこれを聴き、途中で眠るつもりであったが、どんどん目が覚めてしまい、ノクターンなのに最後の最後までエキサイティングな気持ちで聴いてしまった夜でした。

実はiPhoneには他の人のノクターン集が入っていたのですが、途中で入れ替えたのは、やはり私はユンディ派?
この夜は特別な夜でした。後日に種明かしします。  


2015年01月15日

今年最初の投稿です。

皆さん、こんにちは。

新年が明けて、初めてのブログ投稿になります。
(遅くなってすみません・・)

今年もどうぞよろしくお願い致します。

こちらの教室は5日から元気にスタートしております。
インフルエンザにかかってしまった生徒さんも、ちらほらいますので、
みんなで気をつけたいですね。

私はお正月は4日に、穂の国劇場プラットの、グロトリアンのピアノの試弾に
行ってきました。
奥が深く綺麗な音に魅了されてしまい、1時間があっという間・・
また機会があれば弾きに行こうっと。。



そして、先日の日曜日は次男の成人式。
こちら、豊橋では、それぞれ出身の小学校で行われますよね。
息子のお友達や、かつての生徒さん、など懐かしい顔ぶれで
感無量・・・また、親同士の同窓会のようでもあり、楽しい時間を
過ごしてきました。

翌日はヴァイオリン教室の発表会の伴奏や、ラウンジコンサートなど、
ピアノ三昧の1日を過ごし、ようやく落ち着いた所です。

今年1年、自分の音を大切にして、ピアノを弾き続けられますように・・
そして、生徒さん達とのレッスンの時間が、より充実したものになりますように・・

この想いを持ちながら、1日1日を大切に過ごしていきたいです。

  


Posted by mako at 13:43
Comments(0)教室