2015年01月23日
2.5センチの傷跡をお守りに・・。
皆さん、こんにちは。
このブログは主に、私のピアノ教室の紹介や、演奏活動の様子などを
書き記しており、それ以外にも、普段の生活の様子などを書くことで、
皆さんと共感しあえる部分があればいいなあという気持ちで
書いております。
今日、書きますことは、いつもと違うもので、私が体験した人生初の出来事のことですが・・
今週初めに、頚椎ヘルニアの手術をしてきました。
経緯を説明すると、昨年5月に、首の頚椎椎間板ヘルニアを発症して、
主な症状は首の後ろから腕にかけての激しい痛み、
指先の強烈なしびれでした。
6月には名古屋で大切な演奏会があり、すべて準備が整っている中、
痛みどめの薬で、なんとか凌ぎながら無事に終えることができました。
それから今に至るまで、症状は少しずつ和らいできたものの、
演奏会が続いたりすると、演奏中に急に腕から指にかけて痺れが来たり、
演奏後は、なかなか首、肩の痛みが引かなかったりして、辛い時がありました。
ただ、傍目から見ると、あんまり辛さは感じられないように見え、演奏内容も
影響がないようで、それは幸いな事だったのですが、
私自身、この状態がずっと続くのも耐えられなくなりまして・・
痛みは、まだしも、もしも指が動かなくなったら…
自分が日々、目指している自分の音が出せなくなってしまったら…
ピアノは音色が命です。譜面通り弾けても、自分の音で、なくなってしまったら、意味がない・・
これ以上、活動の幅を広げるなんて欲はないけど、せめてもうしばらくは今の状態を維持していたいかな…などと考え、
インターネットで、目を皿のようにして調べ回った所、複数のサイトで話題になっていた病院で、脳神経外科の優秀な先生の事が目に留まり、またラッキーな事に
浜松市にある、すずかけセントラル病院という所で、家からも楽に通える距離なので、さっそく6月末から通い始め、ついに手術を決断しました。
(近ければいいというのではなく、大阪から東京ぐらいまでの範囲だったら通えるし、ベストなお医者様を探していたので遠くでも問題なかったのですが、
偶然こんな近くにいらっしゃったとは驚きでした。以前は豊川の病院にいらしていたというので、もっと近くだったのですね。)
ヘルニアは神経根を主に圧迫したもので、多くの方は牽引やマッサージなどの
保存療法で症状を和らげていくものですが、やはり一時的なもので、これが永続的に続くのも気が遠くなりそうでした。
従来のヘルニアの手術・・たぶん、今でも主にされている手術は、かなり負担が大きく、骨を大幅に削ったり移植したり術後は1か月程ベッドで安静を要されたり、傷痕が派手に残ったりするものらしいのですが、
私の受けた手術は「顕微鏡下頚椎前方椎間孔拡大術」と言って、執刀医にとっては、かなりの技術を持たれた方じゃないとできない手術で、それなのに患者にとっては、負担は限りなく低くて、低侵襲の手術でした。
19日に手術を受けて、その日のうちに歩けて、22日には退院・・
前日から入院したので4泊5日です。
今はどこも痛い所がなく、ピンピンしています。
従来の手術を受けた人からしたら信じられないようですが、本当です。
明日からさっそく教室の仕事を始め、来週には演奏の仕事も始めていきます。
教室の生徒さん達も1週間(1回分)しかお休みにならなかったので、あんまり支障はなかったかな。
土曜日は全然、休みなし!(笑)
この歳になり、何か生まれ変わったような気分です。
土屋直人先生、ありがとうございます。
首の、わずか、2、5センチの傷をお守りにしながら、これからの人生がんばっていきたいと思います。
(追記です。)
今日は術後、初めての教室のお仕事でした。
子供達と共に音楽を楽しみ、共感し、成長を見守る喜びを実感しました。
音楽の持つエネルギーをいっぱい吸収できる喜びを感じています。
(2015.1.24)
【2017.7.18 追記】
頚椎の事で検索して来られた方へ。
このようなブログにアクセスして
来ていただき、ありがとうございます。
記事に書いています、土屋先生ですが、
今年の9月いっぱいで、すずかけセントラル病院を
退職されるご予定です。
その先に移られる病院について、
決まり次第、こちらでもお知らせ致します。
【2017.10.12 追記】
土屋先生が新しく勤務される事になった病院のお知らせです。
品川志匠会病院と新横浜スパインクリニックの両院で
外来と手術を行われるようになりました。
「手術数でわかるいい病院2017(週刊朝日MOOK)」によると、
品川志匠会病院が脊椎手術数全国第1位、
新横浜スパインクリニックが第16位だそうです。
品川志匠会病院 03-5781-0700
新横浜スパインクリニック 045-533-5401
このブログは主に、私のピアノ教室の紹介や、演奏活動の様子などを
書き記しており、それ以外にも、普段の生活の様子などを書くことで、
皆さんと共感しあえる部分があればいいなあという気持ちで
書いております。
今日、書きますことは、いつもと違うもので、私が体験した人生初の出来事のことですが・・
今週初めに、頚椎ヘルニアの手術をしてきました。
経緯を説明すると、昨年5月に、首の頚椎椎間板ヘルニアを発症して、
主な症状は首の後ろから腕にかけての激しい痛み、
指先の強烈なしびれでした。
6月には名古屋で大切な演奏会があり、すべて準備が整っている中、
痛みどめの薬で、なんとか凌ぎながら無事に終えることができました。
それから今に至るまで、症状は少しずつ和らいできたものの、
演奏会が続いたりすると、演奏中に急に腕から指にかけて痺れが来たり、
演奏後は、なかなか首、肩の痛みが引かなかったりして、辛い時がありました。
ただ、傍目から見ると、あんまり辛さは感じられないように見え、演奏内容も
影響がないようで、それは幸いな事だったのですが、
私自身、この状態がずっと続くのも耐えられなくなりまして・・
痛みは、まだしも、もしも指が動かなくなったら…
自分が日々、目指している自分の音が出せなくなってしまったら…
ピアノは音色が命です。譜面通り弾けても、自分の音で、なくなってしまったら、意味がない・・
これ以上、活動の幅を広げるなんて欲はないけど、せめてもうしばらくは今の状態を維持していたいかな…などと考え、
インターネットで、目を皿のようにして調べ回った所、複数のサイトで話題になっていた病院で、脳神経外科の優秀な先生の事が目に留まり、またラッキーな事に
浜松市にある、すずかけセントラル病院という所で、家からも楽に通える距離なので、さっそく6月末から通い始め、ついに手術を決断しました。
(近ければいいというのではなく、大阪から東京ぐらいまでの範囲だったら通えるし、ベストなお医者様を探していたので遠くでも問題なかったのですが、
偶然こんな近くにいらっしゃったとは驚きでした。以前は豊川の病院にいらしていたというので、もっと近くだったのですね。)
ヘルニアは神経根を主に圧迫したもので、多くの方は牽引やマッサージなどの
保存療法で症状を和らげていくものですが、やはり一時的なもので、これが永続的に続くのも気が遠くなりそうでした。
従来のヘルニアの手術・・たぶん、今でも主にされている手術は、かなり負担が大きく、骨を大幅に削ったり移植したり術後は1か月程ベッドで安静を要されたり、傷痕が派手に残ったりするものらしいのですが、
私の受けた手術は「顕微鏡下頚椎前方椎間孔拡大術」と言って、執刀医にとっては、かなりの技術を持たれた方じゃないとできない手術で、それなのに患者にとっては、負担は限りなく低くて、低侵襲の手術でした。
19日に手術を受けて、その日のうちに歩けて、22日には退院・・
前日から入院したので4泊5日です。
今はどこも痛い所がなく、ピンピンしています。
従来の手術を受けた人からしたら信じられないようですが、本当です。
明日からさっそく教室の仕事を始め、来週には演奏の仕事も始めていきます。
教室の生徒さん達も1週間(1回分)しかお休みにならなかったので、あんまり支障はなかったかな。
土曜日は全然、休みなし!(笑)
この歳になり、何か生まれ変わったような気分です。
土屋直人先生、ありがとうございます。
首の、わずか、2、5センチの傷をお守りにしながら、これからの人生がんばっていきたいと思います。
(追記です。)
今日は術後、初めての教室のお仕事でした。
子供達と共に音楽を楽しみ、共感し、成長を見守る喜びを実感しました。
音楽の持つエネルギーをいっぱい吸収できる喜びを感じています。
(2015.1.24)
【2017.7.18 追記】
頚椎の事で検索して来られた方へ。
このようなブログにアクセスして
来ていただき、ありがとうございます。
記事に書いています、土屋先生ですが、
今年の9月いっぱいで、すずかけセントラル病院を
退職されるご予定です。
その先に移られる病院について、
決まり次第、こちらでもお知らせ致します。
【2017.10.12 追記】
土屋先生が新しく勤務される事になった病院のお知らせです。
品川志匠会病院と新横浜スパインクリニックの両院で
外来と手術を行われるようになりました。
「手術数でわかるいい病院2017(週刊朝日MOOK)」によると、
品川志匠会病院が脊椎手術数全国第1位、
新横浜スパインクリニックが第16位だそうです。
品川志匠会病院 03-5781-0700
新横浜スパインクリニック 045-533-5401