プロフィール
mako
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ピアニスト・ピアノ教師の
宗行晶子(むねゆきまさこ)です。

クラシックを中心に、映画音楽、ポップスなど、
幅広いジャンルで演奏活動すると共に、
豊橋市(岩田校区)の自宅にて、ピアノ教室をしています。


幼児から大人の方まで、一人一人の個性を見極めた、きめ細かい指導を心がけています。


詳しくは、
カテゴリーの中の「自己紹介」をご覧下さい。
カテゴリーが見れない方は、こちらです。→
http://makopiano.dosugoi.net/e71616.html

教室について、ご質問のある方は、メッセージを送って下さい。
powder_snow313@yahoo.co.jp

大阪府出身。
京都市立芸術大学ピアノ科卒業。
なにわ芸術祭にて、新人賞、大阪府知事賞、
大阪市長賞を受賞。
ヤマハ演奏グレード3級、指導グレード3級取得。
1992年より豊橋市在住。

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2016年05月03日

曲とタイトル

皆さん、こんばんは。

クラシックの曲で、普段よく聴いている曲・・・
タイトルが付いてると、初めて聴いた時の印象とタイトルを
セットとして覚えてしまいますよね。
違う言い方をすると、タイトルが付いてる曲のほうが、
より深く記憶に刻まれやすいのでは・・と思いますが、
いかがでしょう。

でも今、常識のように知られている曲のタイトルが
実は作曲家自身が付けたものではなく、後世になって、
偶然、詩人が形容したものがそのままタイトルになってしまったり、
映画の中で使われていたということで、その映画のタイトルが
そのまま曲のタイトルになったり・・という話をよく聞きます。

たとえば、ベートーヴェンの月光ソナタの「月光」というタイトルも
ベートーヴェンが付けたものではなく、ドイツの詩人のレルシュタープが、
この曲について書いた「スイスのルツェルン湖の月光の波に
ゆらぐ小舟のよう・・」という詩から「月光」というタイトルになったそうです。
(先日、Eテレのらららクラシックで、この曲の特集をされていました。
この情報、友達が前もって教えてくれました。ありがとうface01

・・と言ってもね・・
私にとっては月光は月光だなぁ・・笑
特に子供の頃からそういう曲として認識してきた自分なので、
これからこの曲を演奏する時も、思い描く月光のイメージのもと、
自分の、この曲への想いをプラスしていけれたら、と思います。

それはどの曲に対しても同じようなもので、
タイトルは一つの「ヒント」のようなものでしかなくて、
その他の大部分は演奏者の音楽性、思考力、想いなどが
反映されていくものではないでしょうか。
もちろん、作曲家の時代背景や曲の形式などの知識は
必要だし、自分の主観のみの演奏はNGですが・・。

作曲家が遺した足跡・・大切に大切に奏でていきたいものです。


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