2015年07月30日
奇跡の脳
皆さん、こんにちは。
先日、本屋さんで偶然、目に留まった1冊の本・・
著者の方も内容も、まったく知らなかったのですが、
本の裏表紙に書いてある大筋の内容を見て、
読んでみようかな、と思いました。
精力的に活動されていた、女性の神経解剖学者の先生が、
37歳という働き盛りの年齢の時に、ある日突然、脳卒中になり、
自分の脳の機能がどんどん侵されていく・・
4時間という短い間に自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を
処理する能力を完全に失っていく様子を事こまかに、具体的に記されています。
そして、8年間のリハビリを経て、現在、また仕事を精力的にこなす体に回復するまでの事も・・。
彼女は元々、脳に先天性の脳動静脈奇形があったらしく、
それが引き金となり、大脳の左半球に、大量の血液が吐き出されたようです。
それで、左脳の認知能力の機能が失われていったのでした。
朝、目覚めて、何かおかしいと思いつつ、シャワーを浴びようとしたり、
誰かに助けを呼ぼうにも、電話番号が思い出せなかったり、
何とか必死で思い出した同僚の電話番号に電話するも、はっきり話せない・・
そのあたりの状況がドラマのように・・女性らしい繊細な表現で
描かれていきます。
結果的に・・左脳の機能は、ほぼなくなり、右脳だけが作用している状態に・・。
その右脳で感じる世界の表現が、なんとも不思議な感じで・・
宇宙の中を漂っているような・・固体では存在しない自分自身・・と表現されています。
左脳の失われた機能を少しずつ改善させながら、
右脳だけで感じていた頃の感じ方との違いを、あらためて自分で認識して、
心をコントロールする術(すべ)を学ばれたようです。
彼女が右脳だけで感じた世界の表現が、なんとも興味深いものでした。
ある種のスピリチュアル的な感じを受けました。
私はこの本の4分の3ぐらいまで、かなり一気に読んでしまったのですが・・
最後の方の脳の内部の説明の所で停滞してしまい・・
あと少しなのが、なかなか最後まで行かなかったのでした・・・汗
自分自身が普段、思ったり感じたりしているものは、
脳の中で左脳と右脳それぞれが密接に関わり合い、コントロールされながら、
心の中の言葉に反映されているのですね。
もし、その中の信号が異常をきたしたり、壊れてしまったら・・・
自分自身の心の状態がどのようになってしまうのだろう・・。
また、この本のどこかに、右脳と左脳を比べると、
左脳のほうに、脳卒中などで影響が及ぼされる割合が大きいと書かれてあったと
思いますが(?・・・たぶん?間違っていたらすみません・・)
もし、この著者の方とは逆に、右脳が壊れて左脳だけが大丈夫だった場合は・・
どのような状態になるのでしょうか。
音楽を聴いていて、何気ない1音がキュンと心に染み入る・・
これは右脳の働きによるものでしょうか・・
そのような感激がなくなってしまうのは寂しいものがあります。
主に左脳を使って楽譜を読んでいるとは思いますが、
まだ、どちらかといえば、楽譜が読めなくなっても、音を感じる心は
そのままでいてほしい・・と思ったりもします。
もし本屋さんで見つけたら、ぜひ手にとってみて下さいね。
先日、本屋さんで偶然、目に留まった1冊の本・・
著者の方も内容も、まったく知らなかったのですが、
本の裏表紙に書いてある大筋の内容を見て、
読んでみようかな、と思いました。
精力的に活動されていた、女性の神経解剖学者の先生が、
37歳という働き盛りの年齢の時に、ある日突然、脳卒中になり、
自分の脳の機能がどんどん侵されていく・・
4時間という短い間に自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を
処理する能力を完全に失っていく様子を事こまかに、具体的に記されています。
そして、8年間のリハビリを経て、現在、また仕事を精力的にこなす体に回復するまでの事も・・。
彼女は元々、脳に先天性の脳動静脈奇形があったらしく、
それが引き金となり、大脳の左半球に、大量の血液が吐き出されたようです。
それで、左脳の認知能力の機能が失われていったのでした。
朝、目覚めて、何かおかしいと思いつつ、シャワーを浴びようとしたり、
誰かに助けを呼ぼうにも、電話番号が思い出せなかったり、
何とか必死で思い出した同僚の電話番号に電話するも、はっきり話せない・・
そのあたりの状況がドラマのように・・女性らしい繊細な表現で
描かれていきます。
結果的に・・左脳の機能は、ほぼなくなり、右脳だけが作用している状態に・・。
その右脳で感じる世界の表現が、なんとも不思議な感じで・・
宇宙の中を漂っているような・・固体では存在しない自分自身・・と表現されています。
左脳の失われた機能を少しずつ改善させながら、
右脳だけで感じていた頃の感じ方との違いを、あらためて自分で認識して、
心をコントロールする術(すべ)を学ばれたようです。
彼女が右脳だけで感じた世界の表現が、なんとも興味深いものでした。
ある種のスピリチュアル的な感じを受けました。
私はこの本の4分の3ぐらいまで、かなり一気に読んでしまったのですが・・
最後の方の脳の内部の説明の所で停滞してしまい・・
あと少しなのが、なかなか最後まで行かなかったのでした・・・汗
自分自身が普段、思ったり感じたりしているものは、
脳の中で左脳と右脳それぞれが密接に関わり合い、コントロールされながら、
心の中の言葉に反映されているのですね。
もし、その中の信号が異常をきたしたり、壊れてしまったら・・・
自分自身の心の状態がどのようになってしまうのだろう・・。
また、この本のどこかに、右脳と左脳を比べると、
左脳のほうに、脳卒中などで影響が及ぼされる割合が大きいと書かれてあったと
思いますが(?・・・たぶん?間違っていたらすみません・・)
もし、この著者の方とは逆に、右脳が壊れて左脳だけが大丈夫だった場合は・・
どのような状態になるのでしょうか。
音楽を聴いていて、何気ない1音がキュンと心に染み入る・・
これは右脳の働きによるものでしょうか・・
そのような感激がなくなってしまうのは寂しいものがあります。
主に左脳を使って楽譜を読んでいるとは思いますが、
まだ、どちらかといえば、楽譜が読めなくなっても、音を感じる心は
そのままでいてほしい・・と思ったりもします。
もし本屋さんで見つけたら、ぜひ手にとってみて下さいね。